12 2001


 風邪を引いた、もう一週間になる。 巷では先週クリスマスという祝い事で盛り上がっていたらしいが、先週の三連休、布団の中から青い空を眺めている三日間だった、、、そして口内が完全に腫れ てこの風邪期間ろくな物を食っていない。そば、うどん、おかゆ、おじや、、、あぁ、もっと 堅い物が食いたい。

 とうとうこの日が来てしまった。面 白山に電車で行く日。

そう、あの1本が雪で埋まってしまったのだ。
作業着着て、スコップとスノーシュー(かんじきだなこれ)を持って電車に乗り込みいざ現場へ。おっ、かなり人気者。そうだよな周りは仙台へ行くビジネス マンか遊びに行く若者、学生スキー客くらいしかいないしな。作業着は目立つな。それにスコップ、、、
とにかく現場に着いたが、やはり雪に埋まってる。現場はゲレンデ中腹。てことで、リフトに直行。「地すべり調査で来たんですけど、かんじきでリフト乗れ ますかね?」と聞くと即OK。スコップ持ってかんじき履いてリフトに乗った。いいね、スキー以外での冬のリフトは、、、
まぁそんなこんなで仕事が早く終わって、帰りに実家よったら。なぜか高校生の妹の保護者会に行くことになった。行く、行かないでもめてから出発したの で、もちろん遅刻。それも「席が一番前しかありません」だって、どかどか歩いて一番前に。注目度No.1でした。
かなり遅刻したので保護者会はすぐ終わったのだが、そのあとベネッセの人が「高校生の親の役割」とかって題で話を聞きに行くことになり別 室へ、その教室に入ってすぐ、ついつい大学の癖で一番前の席に座ってしまった。これが良くなかった。他の保護者は後ろから座り、一番前の列は僕一人、、、もちろんベネッセの人は僕の顔を見ながら抗議。どう見ても俺違うだろ?40 overの中に20代は。

 今日は山形の面白山高原ってとこでお仕事、というかここ最近ずっとここ。居心地はいいんだが、問題は場所にある。その場所は秋は紅葉狩りやコスモス畑を見にたくさんの人が訪れ、冬はゲレンデとなりスキー客で賑わう場所。しかし、基本的な交通手段は電車(仙山線)。冬は完全に車が往来できない陸の孤島である。
だが、スキーシーズンを除いて 車で行ける道は2本で、1本は隣の天童高原(冬期ゲレンデ)のど真ん中の細い道を走るコース。 もう1本は山寺(いまや観光地)の奥にある車が行き違いできないような細い道を突き進むコース。ってのがあり、うちが天童なんで前者を使って仕事に向かっ てたんだが、、、その道はゲレンデの真ん中を走ってるから雪が降るとガードレールもポールも無いから道が消える、、、って無いじゃん!!今日の積雪は 70cm。この道閉鎖。残るは1本。時間の問題だ。