明日で5年になります。
今朝NHKのニュースで楢葉町の中学に毎朝5時起きで電車通学するか、現在住んでいるいわき市の中学に進学するのか葛藤に悩む少女の話がありました。
それを見て長女が「○○さんだ!」って
いわきでシンクロしている同級生。
昔からの付き合いがあり、大会や合宿で一緒に学んで来た子。
シンクロも続けたい。ふるさとに帰りたい。
どうなったのかまでは行き着きませんでしたが、子供たちにもこれだけ辛い葛藤があるのだと、原発事故の甚大さを再認識します。
長女はそれを真剣に耳を傾け、考えながら登校していきました。
長女はやはり続けて欲しいけど、私が決める事ではないしって思っているのでしょう。

ライフセービングクラブも今月末から、数名の子供たちが離れて行きます。
震災でできた福島からの被災者へのスイミング教室が山形ライフセービングクラブに合併したので、我がクラブは福島からの被災者が数名いるのです。
去年も一昨年も福島に帰って行きました。
ふるさとに帰りたい気持ちとここにいたい葛藤の涙をいくつも見てきました。

災害は辛い事。
だからこそ人の絆を強くし、人を想い、ふるさとを想い。
強くなっていくのだと感じました。